トランザクション・ログAPI(XLA)はC言語関数です。この関数によって、ローカル・データ・ストアの特定のテーブルへの変更に関してTimesTenを監視し、これらの変更の通知をリアルタイムで受信するアプリケーションを実装できます。XLAの目的の1つは、トリガーにかわる高パフォーマンスで非同期の機能を提供することです。
また、『Oracle TimesTen Replication - TimesTen to TimesTen開発者および管理者ガイド』で説明されているTimesTenレプリケーション・ソリューションでは要件が満たされない場合、ユーザー独自のカスタム・データ・レプリケーション・ソリューションを構築するための追加機能がXLAによって提供されます。
この章の主な内容は次のとおりです。